2018年1月15日号
事実深層
エヌディビィア
液化天然ガス
- 今まで日本の海運会社が強かった液化天然ガス業界。
- カナダのティーケイ、ギリシャのマランガスやガスログといった海外の参入がはげしくなってきてる。
- 液化天然ガスは、船で運んで陸でガス化するのが普通だか、最近はFSRUという船の上でガス化できる新技術が導入される。FSRUは陸でのガス化施設が不要になるため利用しやすい。
- 日本は、FSRUでも遅れを取っている。
- 日本の電力会社なども液化天然ガスは買いに回ってることから今後、日本の液化天然ガス会社の力が試されるだろう。
携帯電話の3キャリア独占崩し
- 携帯電話業界はドコモ・au・ソフトバンクの3社が寡占してて他者が競争に入入れてない状態。
- 格スマホなどでちょこちょこ他会社が入って来てるが、通信速度やデザリング機能など、大手には敵わず公平な競争市場になっていない。(通信速度を上げるには、通信回線などで大手キャリアにお金を払う必要がある。)
- そういったキャリア寡占を崩すために、総務省が4月以降に政策を打ち出す模様。携帯電話市場に大きな変化が出るかもしれない。
製薬メーカーの苦戦
- 製薬メーカーは今まで、新薬を開発すると今までにない価値ということで、それだけで薬価を高くできるというルールがあった。
- しかし、いくら新薬でも従来の薬とさほど変わらないモノも多く、日本の製薬業界は世界に遅れを取っている。
- そこで厚生労働省は、2018年から、新薬であっても実験などで一定の効果が得られないものは薬価を加算できないようなルールに変える。
- それによって、今までの1/3は加算対象から外れることになる。
- 一方、政府は2017年12月に530億円の製薬の研究補助金を用意。アメとムチとなる政策で、製薬業界では生き残りをかけて、今後